INFP型しゃどみのブログ

性格診断でINFPと知り、考えたことを心の外に出してみようと決めました。

人以外の動物にもHSPが存在する理由

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HSPはとても敏感な人という意味。1つの集団を、とても敏感か、そうではないか、2つにグループ分けをすると、20%が「とても敏感」なグループに分類されたらしい。HSPは人間だけじゃない。ウサギにも猿にも猫にだって、20%のHSPが存在するってのがおもしろい。

「種族の存続のために、必要な性質」なんだと、HSPである自分を誇らしく思ってみるのが好き。

もちろん、とても敏感であるゆえに、日常生活にいろんな工夫が必要ではある。
大きな音にはびくってなるし、においには敏感だし、人の感情の動きにも敏感。
それについては、また今度、記事にしてみたい。

  

人以外の動物にもHSPは存在すると知ったときは、ほんとうにびっくりした。

HSPの能力を教えてくれた本があった。

人以外の動物にもHSPが存在する理由がわかる。

「鈍感な世界に生きる敏感な人たち」50ページより以下引用

 

 

 

新たな状況に身をさらされたときに、2つの道が考えられます。1つ目は、真正面から向き合って、果敢に挑戦し、試行錯誤を繰り返してみる。2つ目は、行動に移す前にじっくり観察し、熟慮する。 

 

  

1つ目の方法をとるタイプは、機敏で、衝動的で、向こう見ずで、冒険心があります。2つ目を選んだ人は油断することなく、慎重で、行動に移す前に物事をじっくり見定めます。

 

 この本の中に、うさぎの群れの話があってお気に入り。

草の少ない草原に来たときに、HSPうさぎは、まず状況を見定める。慎重に足を踏み入れようと、やっと勇気を出した頃には、非HSPのうさぎたちは草を全部食べ終えている。でも、もしそこへ肉食獣が近づいてきたら、HSPうさぎは、敏感に危険を察知して、他のうさぎへ注意を呼びかける。

 

「鈍感な世界に生きる敏感な人たち」51ページより以下引用

慎重なウサギが、ほかのウサギに注意を呼びかけることで、群れ全体が生き残れることもあります。反対に慎重なウサギが飢え死にし、すばしこいウサギだけが生き残ることもあります。こうして、同じ種のなかに戦略の異なる2つの種類がいるおかげで、どちらが死に絶えても、もう一方の種が生き残り、絶滅を免れられるのです。 

 

HSPと非HSP、どちらが優れ、どちらが劣るのではないと教えてくれた本だった。

危険を察知する能力がとても高いHSP。

とても敏感なのは、わずかな変化をいち早く察知するために生まれ持った能力。

 

HSPの本は「生きにくさ」という視点から書かれたものが多いが「鈍感な世界に生きる敏感な人たち」という本は、「HSPの能力」という視点から書かれていた。実験結果もたくさんあって、おもしろいし、HSPだからこそ経験できる喜びも、たくさん書いてある。

 

 

 

 

 

 

 

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