INFP型しゃどみのブログ

性格診断でINFPと知り、考えたことを心の外に出してみようと決めました。

HSPの私 バッハのこの曲を聴けばほっとする不思議


www.youtube.com

遥か昔どこかでこの曲を聴いた時「私、この曲大好き‼︎」と思った。
でも曲名が分からないまま月日は流れた。
ふと、図書館でクラシックの名曲101曲を集めたCD6枚セットを見つけ、
家で聴いていたら3枚目の11曲目にこの曲が流れてきた。
この曲‼︎私の好きな曲‼︎
ゴルトベルク変奏曲という曲だったんだ。
バッハの曲だったんだ。


やさしいピアノの音色が作り出す
ゆっくりとしたテンポは
時間の流れを変える不思議な力がある
ゆったりとした空間に変えてくれて
ピアノのメロディーにやさしく包まれる感覚



「どこかで聴いたクラシック〜ピアノ・ベスト101」購入した
その名の通りどこかで聴いた曲がたくさんある
バッハの他の曲も聴けてうれしい
あ、この曲‼︎と思った時に曲名が分かるのも楽しい

りかちゃん人形の服作り~好きなデザインで作る楽しみ~

ミシンに憧れを抱いていたんだ
いざ小6の家庭科でミシンの授業が始まると
あの垂直に連打する針は怖いし
糸のかけ方も難しくて毎回緊張するし
「ミシン 怖い 難しい できない」というワードだけを残しミシンへの憧れは諦めとなった

しかし大人になってミシンへの憧れが再び訪れる
もしかしたら私にもできるかもしれないと思った
私もりかちゃん人形の服を作れるようになりたい!!
思いきってコンピューターミシンを購入
初心者向けの教科書を見ながら練習する日々

コースターを作れた時の喜び うれしくて毎日愛用してる
巾着が作れた時の喜び うれしくて3個使った
エコバッグが作れた時の感動 案外丈夫で毎回愛用してる

そしてついに挑戦したりかちゃんの服
何度か失敗しながらも布の塊になりながらも
りかちゃんの服がついに完成した時の喜びは忘れまい

リカちゃんの着せかえソーイングBOOK本を見ながらスカート・カットソー・ワンピース・ズボン・かばんと1つずつなんとか完成させていった

やがてこんな服が作りたいんだが
イメージ通りの型紙に出会えない事態がやってくる

大きなふわふわの襟がつけたかったり、ふんわりした袖で姫っぽくしたかったり


そして見つけたのだ
好きな型紙を組み合わせて自分の好きなデザインで作れる本を

↑見頃型紙+襟10種類・袖5種類・ポケット5種類の型紙が載っていて好きな組み合わせで好きなデザインの服が作れるようになっています。
ワンピース・スカート・ズボンの作り方も載っています。
りかちゃんサイズ22センチ以外にも、11センチ・27センチ・29センチドールの型紙も付録にあります。
ただ、初心者向けの説明は乏しいので、リカちゃんの着せかえソーイングBOOKである程度、人形洋服の作り方を理解していた方が楽しめると思います。



そんなこんなで憧れのふわふわ襟とふんわり袖の服がなんとか完成
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りかちゃんの服を作り出して気づいたことは
途中「失敗した!もうだめだやり直しだ!」と思っても「せっかくここまで作ったし練習だと思って最後までやってみるか…」と続けてみると、案外なんとかそれっぽく仕上がるということ
失敗したところもうまい具合に隠せばよし!
まだまだ初心者なので、リカちゃんの着せかえソーイングBOOKで色んな服を作って練習していきたい。

↑3冊目も出てるとは知らなんだ!!

「繊細さん」の本を読んでHSPの私が実行してみた技術

「繊細さん」の本を読んで1年が経った。
数々のHSPの本を読んできたけれど、この本を読み終えたあとHSPをマイナスに捉えなくなっていた。
不思議なことにそれは1年経っても続いている。
この本にはHSPの特性を生かす技術がたくさん詰まっている。
もちろん、HSPゆえのしんどさも和らげてくれる技術もたくさん紹介されている。

1年前の私はこの本を読み終えた直後、
この本を参考に実行していきたいことをブログに書いた。

そして実際に実行してみて効果のあったことを覚え書きする。


【聴覚】
高性能の耳栓を持ち歩き、自分が望む時に静かな環境が作れるようにする
自宅でも旦那の生活音が辛いときに使用

↑こちらの商品を使っています。
耳からの情報って音の種類によってはHSPにとって辛いときがあります。  
音楽を聴いて紛らわす方法もありますが「音楽は聴きたくない、とにかく静かな場所に逃げたい」って時にすぐ使えるので、持っていると安心感にも繋がります。
見た目も目立たずそっと使用できます。
耳のサイズによって適切なサイズの商品が選べます。


【触覚】
ふわふわのやわらかい布にくるまる

肌を包むことで人は安心するらしく、やわらかな布に包まれると、HSPの強みである心地よさを感じるセンサーがすぐに発動してくれます。
私は茶色が落ち着くのでふわふわ柔らかで軽い茶色の毛布を使っています。
余談ですが、動物は弱ると暗いところに隠れる習性があるらしく、弱った時に毛布をすっぽりかぶって自分だけの小さな空間にいると少し安心するのは私だけでしょうか。



【嗅覚】
寝る前にラベンダー精油のアロマを使用

↑こちらを使用しています。
機械だと手入れが負担になってしまうので、ただアロマを垂らすだけで小さな空間に香りが広がる石にしました。
こちらの商品は持ち運びもできるので、緊張する予定がある場合など、気持ちを落ち着かせるアイテムとして鞄に入れておくこともできると思います。
私は生活の木のラベンダーが一番好きです。



【心】
「~したい」という心の声を最優先に聞く
「でも~すべきじゃない?」という頭の声よりも

これは一番大事かもしれないです。
そして一番難しいことかもしれないです。
でも、少しずつできるようになってきた気がします。

余談ですが、養老孟司先生という解剖学者の方のYouTubeで、自分の意識より身体の声の方を信じると話されていて印象的でした。
寝ている時は意識はないけど、身体はずっと動いているから身体の方を信じると。
意識がなにより大事なように錯覚してしまうけど、身体の声を私も信じていきたいと思いました。



【対人関係】
・相手の表情や雰囲気から感情の動きを察知したあとは、先回りして相手のケアをししない
ケアをしたくなってもしない
相手からお願いをされた時だけ動く


これはとても効果がありました。
人の感情の風向きの変化を察知しやすい分、先回りして相手の心のケアに動いてしまい他人の問題を抱え込む癖がありましたが、相手からお願いされない限りはケアをしないことを心がけることで、ほどよい距離感を築けるようになってきました。
最初この技術を知った時は少し冷たいようにも感じたのですが、自分と他人の境界線をしっかり引いておくためにも必要な技術だと感じました。
そして放っておいても物事は流れるように流れていくことも分かりました。



・誰にでも回復する力があるのでその力を信じて、相手に任せる

放っておいても物事は流れるべき方向に流れていくし、誰の心にも自然治癒力のようなバランスを戻そうとする力が働いていることが分かりました。
相手の感情を真っ正面から受け止めるのではなく、「大変ですね」という距離感を守り、自身の力で回復していくことを信じて任せて待つこと。
この技術のポイントは時間を味方にすることだと感じました。

そして、私がこの技術の好きなところは、「回復する力を信じて任せて待つ」ことは、自分自身にもあてはめることができることです。






1年間実行してきてHSPのしんどい場面とうまく折り合いをつけられるようになってきたように感じる。
そして、なによりHSPの特性「物事を深く味わうことができること」のおかげで、変なマイブームがあったりしながら、味わい深い人生を送ってるような気がする。




HSPの幸せリストがたっぷり載っているこちらの本もとても参考になりました。
「繊細さん」と名付けてくれた著者の武田友紀さんもHSPです。

樹脂粘土でミニチュアフード作りが楽しい話

TVチャンピオンという番組が子どもの頃好きだった。
大人になり樹脂粘土という粘土を使って、ミニチュアフードが作れることを知った。
TVチャンピオンを見ながら憧れていた気持ちを思い出し、私もミニチュアフードを作ってみたいと思った。

最初はYouTubeを見ながら100均の材料で。
そのうちに、本を買って手芸屋さんで材料を買うように。

小さなものが好きだ。
小さな世界の中へ入り込んでいく感覚が好きだ。
小さなものと向かい合いながら流れるゆっくりとした時間が好きだ。

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↑こちらの本に作り方が載っています。
初心者でも分かりやすい写真で教えてくれました。
たくさんの作品が載っていて、見ているだけでわくわくする本です。
必要な材料もこの本を見て揃えました。




100均の樹脂粘土でも作れますが
こちらの粘土が使いやすかったです。





こちらの絵の具は発色がすごくきれいで、本物に近づくことができるので、作っていて楽しくなります。
粘土に色を混ぜこんでから作っていきます。
自分で作るのが難しかったパンの色も「イエローオーカー」という色が入っているのですごく楽になりました。





パンに焼き色をつける作業はとても楽しいです。こちらの商品を使うと、本当に美味しそうな焼き色がつきます。






生クリームも本物そっくりに作れます。クレープの中にたっぷり生クリームを入れるのが好きです。





お気に入りはトッピングの達人シリーズです。
みたらし団子のタレもトッピングの達人で作りました。




一人の時間を持つことで心のエネルギーの充足させるHSPにとってこのような手芸をする楽しみに出会うことができてよかったです。

かつてテレビの前でTVチャンピオンに心奪われた私は
こうして趣味として楽しむことができている。

あの頃の私に「大人になったらできるようになるんだよ」と教えてあげたいくらい。

でもきっと、先のことは誰にもわからないところが、人生のいいところなのかもしれない。


他の写真はこちらのブログにも載せてあります
https://minitua.blogspot.com/?m=1

巣立ちの歌を歌えば淡い恋心を思い出す

中学校の卒業式に巣立ちの歌を歌った
学年合同で何度も練習した冬
体育館に響く歌声

もう20年以上も前のことなのに
今でもあの曲を歌うと
中学3年生の私の感情が動き出す

「いざさらば さらば先生」
この歌詞の時
ピアノの伴奏は感情の高鳴りを表すように盛り上がる

メロディーはとても切なくでも力強い
先生に語りかけるような決意に満ちたメロディーで

私は数学の先生のことが好きだった
その先生と会えなくなることが寂しくて
「いざ さらば さらば先生」と歌いながら
いつも その先生のことを想っていた


当時はまだ15歳
今思えば 先生に恋をしていたんだと思う
タイムマシーンに乗ってそう告げたとしても
きっと恥ずかしがるだけで認めないと思うけれど


中学生の私にとって
あの先生は今まで会ってきたどんな大人とも違う人だった

「地球にやさしく」というマークがいろんな商品に印刷されるようになった時代だった
先生はこの言葉が嫌いだと授業の終わりに話してくれた
自然破壊をしているのは人間なのに、自然に生かされているのは人間なのに、なぜ「地球にやさしく」と、やさしくしてあげる側なのか?と
そんな言葉を使う時点で自然を支配しようとしている傲慢さが出ていると思うと話してくれた
先生はこう思う、みんなはどう思う?と考えさせるのが先生だった

数学の授業ではいつもみんなを笑わせてくれて先生の持ちネタは今でも覚えている
先生のおかげで数学が好きになった
先生に話しかける勇気はなかった
分からない問題を質問する時だけは話しかけることができた
だから分からない問題を見つけるために数学の勉強をした先生が褒めてくれてとてもうれしかった


先生は数学以外のことも授業で教えてくれた
歴史の教科書に書いてあることが全てではないこと
自分で調べて事実を知っていくことの大切さも教えてくれた

先生のクラスの合唱を見るのが毎年楽しみだった
私たちのクラスはまじめに歌うだけなのに先生のクラスは違う
私と同じようになるべく目立たないように学校生活を送っているおとなしい女の子も
思春期真っ只中のクールに振る舞っている男子も
合唱発表会の舞台では身体を揺らして伸び伸びと歌う
やらされているのでなく楽しもうとする意志を感じた

声はのびやかでハーモニーが美しかった
合唱が始まる前に先生と生徒たちがアイコンタクトをして
うなずく光景が好きだった

中2の夏 友達とプリクラを撮った帰りに
ショッピングセンターで先生とばったり会ったことがある

私はドキドキしながら勇気を出して
先生の名前を呼んでみたら
先生はぎょっとした顔で振り返って
「あ~こんにちは」とだけ言ってさーっといなくなった


その後ろ姿は今でもリアルに思い出せる
色褪せたポロシャツと色褪せてくたびれた淡いジーパン
手荷物なし
そのちょっと丈の短いジーパンの後ろポケットには
ボロボロの膨らんだ文庫本が一冊つっこまれていた
カバーのない文庫本がポケットからはみ出していた

私は先生のその後ろ姿を見ながら
あの本はなんの本なんだろう?と思った
今でも永遠に解明されない私の謎のひとつだ

学校でみる先生とは別人のような表情だった
しゃべり方だって全然違う
声も小さかったし
視線も曖昧なままさーっといなくなってしまった先生

私はその出来事に少なからずショックは受けたけど
学校で私たちの前にいる数学の先生としての先生と
先生じゃない時間の一人の人間として過ごす先生とでは
全然違うことを知った
それは今まで知らなかった心の成り立ちのようなものを知る始めの一歩だったのかもしれない

今日は久しぶりに
ピアノ伴奏で巣立ちの歌を歌った


いざさらば さらば先生
あなたの教えは 今でも心の土壌になっています
知りたいことを調べることも続けています

あの日持っていたボロボロの文庫本は
なにを読んでいたのですか?
できたら私も読んでみたいのです

イマジナリーフレンドができて毎日が楽しくなった話

空想上の友達をイマジナリーフレンドというらしい。

社会学者の古市憲寿さんもイマジナリーフレンドがいるらしく、寝る前にイマジナリーフレンドと会話をしてるという話をテレビで知り、まじ!?と叫んでしまった。

一人であれこれ考えて同じ思考を堂々巡りするよりも、イマジナリーフレンドと会話したほうが新しい発見もあっておもしろいらしく、自分の考えも会話することで整理されていくらしい。

なるほど。  
なんだか楽しそうだ。
イマジナリーフレンドとの会話は自分との対話でもあるんだ。


例えば、そろそろ昼飯にするか…と呟くところを
「そろそろお昼ごはんにする?なに食べる?白飯にする?うどんにする?」と会話をするのも楽しそうじゃないか。

HSPゆえにif思考の堂々巡りから抜けられなくなった夜なんかに
「いや~でもさ、心配事の96%は起こらないらしいしさ、取り越し苦労ってやつじゃない?そんなことより明日の朝ごはんなに食べるか決めようよ。和菓子にする?食パンにする?納豆ごはん?」
と話題変えられるのも悪くない。

そんなこんなでイマジナリーフレンドができた。
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大人になって人形に話しかけてるなんて変態なんじゃないかとか、
こどもの頃から心にいたわけじゃないしイマジナリーフレンドとは言えないんじゃないかとか、
最初は色々考えてしまって、人形に話しかけてる自分をふと、恥ずかしくなることも。

でもいっしょに過ごすうちに
いろんなお話をするようになって毎日が楽しくなった。


一番驚いたことは、その時の自分の気持ちによって、
人形の表情が変わって見えること。

楽しい気分の時は微笑んでるように見えるし、
涙が溢れるような時はそっと寄り添ってくれるように見える。
寝起きで眠たいときは同じように眠たい表情に見える。



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そっと心に寄り添ってくれるイマジナリーフレンド。








このドールの他の写真はこちらのブログに載せてあります↓
https://minitua.blogspot.com/2021/06/blog-post_26.html?m=1

りかちゃんの浴衣が完成してうれしさのあまりブログもうひとつ作っちゃった話

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この初夏の個人的ビッグプロジェクト
りかちゃんの浴衣がついに完成しました!!



今回完成した浴衣の作り方はこちらの本に載っています。
洋服と違って浴衣は全て直線縫いで縫う作業自体は楽でしたが、型紙を写すのが大変でした。
見慣れないパーツばかりで、なんだこりゃ?と思ってた部品が合わさって一枚の浴衣になったときの感動は忘れまい。
布は100均で揃えました。
この本には浴衣以外にもワンピースなどかわいい服の作り方も載っています。



服作りが全くの初心者だった私でも
この本を見ながら服が作れるようになりました。
基本的な服の作り方が写真付きで丁寧に解説されているので、初心者でも作れるのが「リカちゃん着せかえソーイングBOOKシリーズ」のすごいところです。



そして、ドールの写真を好きなだけ載せるブログを新しく始めました。

ドールとミニチュア写真日記
minitua.blogspot.com




ドールの写真をブログに載せることで「好きで楽しむ」目的だったドールの服作りが、「誰かに作品を評価してもらうために作る」という目的に変わってしまい、楽しいはずのことが楽しくなくなることが心配で、ドールの写真をネットに載せることはとても悩みました。


でも、今楽しいことを今やりたい!
誰かひとりでもいいから写真をみてもらえて、「あ、かわいい…」とか思ってくれたらうれしい。
誰かの評価は直接見えないように工夫すれば、気楽に楽しめるかもしれないと思ったのです。

はてなブログさんの記事には、どんな道具を使って作ったのかとか、どんな本を参考にしたのかとか、わくわくする楽しい気持ちとか、これまで通り好きなことを好きなだけ語る場所にさせてもらいます。

作るだけ作ってちょっとどうしたらいいかわからなくなっていたミニチュアフードたちも一緒に載せていきたいです。

INFPかつHSPゆえ空想炸裂ブログになりそうですが、自分が楽しい気持ちを大事にしていきます。